特集陳列図録

生誕180年記念 呉昌碩の世界

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生誕180年記念 呉昌碩の世界
  • 商品コード
    BC2024s
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1,800円(税込)

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生誕180年記念 呉昌碩の世界 1冊 約654g 144頁 東京国立博物館 東洋館 8室 2024年1月2日(火) ~ 2024年3月17日(日) ○前期=2024年1月2日~2024年2月12日 ●後期=2024年2月14日~2024年3月17日
商品説明
生誕180年記念 呉昌碩の世界 清朝末期から中華民国初期に活躍した呉昌碩(ごしょうせき)(1844~1927)は、書画篆刻(てんこく)の芸術に偉大な業績を遺しました。中国では18世紀後半以降、古代の金属器や石刻など、金石(きんせき)の銘文(めいぶん)を制作の拠りどころとする碑学派(ひがくは)や金石画派が興ります。呉昌碩もまた奥深い金石の研究に没頭しました。とりわけ「石鼓文(せっこぶん)」の臨書(りんしょ)は、呉昌碩の芸術を「金石の気」に満ちた素朴で重厚なものへと昇華させます。 呉昌碩は安吉(あんきつ)(浙江(せっこう)省)の知識人の家系に生まれました。太平天国の乱(たいへいてんごくらん)(1851~64)により、苦難の生活を強いられたものの、学問への志を絶やさず、杭州(こうしゅう)(浙江省)、蘇州(そしゅう)(江蘇(こうそ)省)、上海へと活動の場を広げます。各地で金石を介して師友と親交を深め、研鑽を積んだ呉昌碩は、後年、上海芸術界の中心人物となり、日本にも多大な影響を与えました。
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