特別展図録

浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展 京都 南山城の仏像

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浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展 京都 南山城の仏像
  • 商品コード
    BT20230915-1
価格
1,500円(税込)

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備考
【開催】 2023/9/16(土)~2023/11/12(日) 東京国立博物館 本館5室 【主催】 東京国立博物館、日本経済新聞社、テレビ東京、BSテレビ東京 【重さ】 1冊365g 【ページ数】 76頁 【大きさ】 A4変形版
商品説明
京都府の最南部、木津川に育まれた風光明媚な一帯は南山城と呼ばれます。京都と奈良の間に位置し、独自の仏教文化が花開いたこの地には奈良時代や平安時代に創建された古刹が点在し、そこには優れた仏像が伝わります。 平安時代に貴族たちが極楽往生を願い、九体阿弥陀(9体の阿弥陀如来像)を阿弥陀堂に安置することが流行しましたが、九体寺とも呼ばれる浄瑠璃寺には当時の彫像・堂宇が唯一現存します。9体の阿弥陀如来像が並ぶ様子はまさに極楽浄土の世界を表わしています。また、かつて恭仁京があった瓶原を山腹から望む海住山寺の檀像の十一面観音菩薩立像は、鋭く明快な彫りが魅力の平安時代初期の名作として知られ、10世紀末に東大寺の平崇上人が創建した禅定寺には、彫刻の造形が和様化し始めた時代の特徴を示す巨大な十一面観音菩薩立像が伝わります。そして、極楽寺の阿弥陀如来立像のように、鎌倉時代に奈良の地で活躍した慶派仏師の手になる仏像も存在しています。それぞれの時代に作られた仏像が伝わることは、この地が絶え間なく信仰の場であったことを表わしています。 本展は、浄瑠璃寺の九体阿弥陀の修理完成を記念して開催されるものです。南山城に伝わる国宝、重要文化財をはじめとする数々の貴重な仏像を通じて、その歴史や文化の奥深さを辿ります。
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