- 備考
- A4判サイズ
全24ページ
会期:2021年9月7日~10月17日
会場:東京国立博物館東洋館8室
第1章 黄檗僧と禅宗の書画
第2章 沈銓の花鳥図とその波及
第3章 来日した明国・清国人の書画
第4章 市河米庵にみる江戸文人の中国書跡受容
- 商品説明
- 特集 江戸時代にもたらされた中国書画
中国大陸の文化を伝える人や物は、交易の管理統制が比較的厳しく行われた江戸時代にあっても、長崎などを通じて日本に入ってきていました。このなかで、明・清時代の書壇・画壇の新たな動向が、日本に伝えられました。その取り入れ方には、当時の日本の人びとの美意識、興味関心のありようが反映されています。
日本で大切に保存されてきた書画作品のなかには、中国大陸本土では伝統的な美術史に組み込まれず、必ずしも注目されてこなかったものもあります。本展を通じて、江戸時代における波濤を越えた文化交流に思いを馳せ、その貴重な遺品をお楽しみいただければ幸いです。